乾隆帝 (けんりゅうてい)

プロフィール

清朝の第6代皇帝
1711年~1799年

雍正帝の第4子、諱は弘暦、廟号は高宗。在世時の元号の乾隆を取って乾隆帝と呼ばれる。雍正帝は康煕帝を円明園に招待して、十二歳の乾隆帝を引き合わせ康煕帝は乾隆帝を気に入り、宮中に連れ帰って教育したと伝えられる。
25歳で皇帝に即位、その後金川・ジュンガル部・グルカ、回部・台湾・ビルマ・べトナムと遠征を繰り返し、その領土を拡大した。

乾隆帝は、古今の優れた書物を書き写し四庫全書を残した、又本人も数多くの漢詩を作成した。

乾隆帝の十全武功(10回の外征)などによる蒐集した宝物は、現在の故宮博物院の基となった。
享年88歳

作品収蔵:
京都国立博物館

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