王献之 (おうけんし)
プロフィール
政治家・書家
344年~388年
山東省臨沂の人、王羲之の第七子、父と優劣を競うほど書名が高く、後世父と共に「二王」と称されている。
王羲之の諸子の中でもっとも書の天分に恵まれ、父より書法を授けられ,骨力の点では父に及ばないが、媚趣ありと評せられた。
彼の墨筆作品は父のそれと同様一点も現存しないが、墨跡本や模写本、拓本が残っている
中秋帖(台北故宮博物院)、二十九日帖(遼寧省博物館)、地黄湯帖(中村不折書道博物館)などが有名
王献之の作品をお持ちの方へ
古書画の部類であるため大半が偽物や写し品と考えてよいかと思われます。ただし展覧会の出品歴や表装などの仕立てなどによっては高値が付く場合もございます。
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