宮川香山 (みやがわ こうざん)
プロフィール
1842~1916年。
日本の陶芸家。
京都府出身。真葛ヶ原の陶工、真葛宮川長造の元に生まれ、19歳で父の死去をきっかけに家業を継ぐ。香山と名乗っていた父を襲名し、初代香山と名乗り色絵の陶磁器を主に制作し、その腕前から幕府からの依頼も受けるようになる。
表現を磨く為に鷹や熊を飼うなど研究熱心な性格であり、薩摩焼を参考にし真葛焼や高浮彫などの新しい技法を生み出していった。
1945年の横浜大空襲により窯や家が全焼し、四代目が再起するも廃窯となり、現在は宮川長造以前にわかれた本家筋や弟子筋が「香」の号をつけることで、香山を受け継いでいる。
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