李 禹煥 (リーウーファン)
プロフィール
1936年〜
韓国出身の現代美術家。
1956年に来日し、それ以降日本を拠点に活動している。
1960年代末からの大きな美術的潮流である「もの派」の主要メンバーとして活躍。制作・理論の両方の面から牽引した。
海外からの評価も非常に高く、2000年代以降はヴェルサイユ宮殿やブリュッセル王立美術館で個展を開催するなど、日本以外の国々での活躍が目立つ。
二つの相対する素材を使って作品を制作することで知られており、例えば自然を代表する石と産業社会を象徴する金属を多用する。作品が展示される場と作品との対話が大事だと考え、「同じ形、同じ置き方をした石でも置いた環境によってまったく異なる表情を見せる」と語っている。
1991年 フランス芸術文化勲章受章
2001年 世界文化賞絵画部門賞受賞
2009年 旭日小綬章受章
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