松田正平 (まつだ しょうへい)

プロフィール

1913~2004年
島根県出身の洋画家。

幼少期を山口県で過ごし、東京美術学校(現東京藝術大学)に入学する。藤島武二に師事し、洋画を学ぶ。卒業後はパリに留学するが、第二次世界大戦が勃発したため帰国した。

帰国後は国内各地に移り住み、画風も模索しながら制作を続け、厚塗りだった油彩絵の具は徐々に薄くなっていった。海のある風景を描いた「周防灘」シリーズは彼の代表的な作品である。
1941年に国画会に初入選。1984年には第16回日本藝術大賞を受賞し、多くの作品を残した。

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