難波田龍起 (なんばた たつおき)

プロフィール

1905~1997年
北海道出身の洋画家。

早稲田大学卒業後、1942年に東京で最初の個展を開催。1982年には地元北海道での回顧展が開かれた。

第二次世界大戦後は主に抽象画に取り組み、自身の表現を「オートマチックな操作」によるものだと語る。
とても真摯に画業に取り組み、内面と向き合いながら日本的な詩情を携えた抽象表現を追い求めた画家といえる。手に取るように実感できる色彩、多層的・重層的に色を合わせることで現れてくる魅力など、トーンとフォームに生命力を与え、西洋にはない独自の抽象絵画を確立した。

1971年、紺綬褒章受章(以後5回受章)
1987年、毎日芸術賞受賞
1996年、文化功労者として表彰

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