副島種臣 (そえじま たねおみ)
プロフィール
1828〜1905年。
日本の政治家。
号は蒼海。
京都に出て尊攘派志士と交際、1864年長崎で英学を修めた。 新政府の参与・制度事務局判事となり、政体書の起草に従事。 参議、1871年樺太境界交渉のため、ロシア領ポシエト湾に赴いたが不調、外務卿に就任。
マリア・ルーズ号事件に手腕を示し、1873年日清修好条規の批准書交換のため特命全権大使として北京に赴き、清国皇帝謁見に際して慣例の跪礼を破って立礼で押し通したので、副島国権外交の名を高めた。
明治六年の政変で野に下り、民撰議院設立建白書に名を連ねた。 宮内省御用掛一等侍講、伯爵、宮中顧問官、枢密顧問官、松方正義内閣の内務大臣を歴任した。
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