加藤唐九郎 (かとう とうくろう)
プロフィール
1897〜1985年。
日本の陶芸家。
愛知県の窯元に生まれ、幼い頃から陶芸や書画、バイオリンなどに親しむ。
文筆家、実業家などを経て製陶に取り組み、初名である加納庄九郎から加藤唐九郎に名を改める。
古窯の発掘を行い、桃山時代の織部や黄瀬戸、志野の再現に傾倒する一方、陶芸史に精通し陶器大辞典の編纂も行った。
陶磁器を使った壁画である、陶壁を作り浸透させたのも唐九郎の功績。
息子の岡部嶺男、加藤重高と孫の加藤高宏も陶芸家として活動している。
代表的な作品は志野茶碗の「氷柱」、黄瀬戸の「輪花鉢」、陶壁では「鳳凰」などがある。
関連作家
・岡部嶺男
・加藤重高
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