津高和一 (つたか わいち)
プロフィール
1911~1995年
兵庫県出身の画家。
大阪中之島洋画研究所で学び、1950年代には行動美術協会の会員として作品を出展。 1962年から始めた「対話のための作品展」では地元の人々が自由に語り合い、交流する場を提供する。
そうした芸術と社会をつなぐ最も重要な取り組みとして有名なのが、1980年から5年間に渡って行われた。
「架空通信テント美術館」展である。現代美術の創造精神に即したものであれば誰でも出品することができ、観客も日常生活の延長として作品に接することが出来た。美術館でも画廊でもない、野外テントで一作家の主宰した展覧会が大成したのである。
大阪芸術大学の名誉教授だった彼はジャンルの垣根を越えた様々な人たちと交わり、交流の機会を設けてきたが、95年の阪神大震災で亡き人となる。
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